活性化酸素を減らすなら
セレンの摂取量
この元素は人間の体の中でどんな働きをするのか、なんと酵素やタンパク質を製造してくれるとっても大切なものなのです。
多すぎると良くないけれど少量は人体に必要なので、確実に摂取する食生活を心掛けて毎日の献立を組み立てましょう。
過剰摂取してしまうと逆効果で毒にもなりますが、普通にゴマ油から得られる量ならそれほど多くはないので全く問題はありません。
さすがに毎晩お風呂上りにコッブ一杯のゴマ油を飲み干していたら多すぎるでしょうが、お料理に使われる程度の分量なら夕飯で大盛りを平らげたって
心配することもないでしょう。
薬も過ぎれば毒となりますが、過ぎるほどセレンを摂取することは平凡に暮らしている人ならめったにその機会もやってきません。
ゴマしかない無人島に遭難した、とかでなければ大丈夫だと思いますし、あまり上限を気にすることもないでしょう。
セレンの効能
ゴマ油にちょこっと含まれるセレンには、活性酸素を抑えたり癌が発生するリスクを減らす効果が期待されます。
活性酸素が少なくなれば動脈硬化の予防にもなりますし、お肌や皮膚の老化も目立たなくなるので中年以降の女性にも人気が高いようです。
健康よりも美肌を求める熟女が多いのは男性には理解できないことですが、女性はいくつになっても美しいままでいたいと願う生き物なので、
丈夫な身体であり続けることよりもピチピチのお肌をキープすることに一生懸命なのでしょう。
動脈硬化や癌の予防はついでで、老化を遅らせてくれることに注目してセレンなど抗酸化作用のある物質を求めるのです。
男性だって全く無関心ではなく若々しく見えたほうが嬉しいので、セレンを含むゴマ油はチャンスさえあれば摂取することは望むところです。
活力の源にもなるのでとくに50代以降の方にセレンは愛されています。
セレンとビタミンE
健康な身体にしてくれそうなセレンは、単体で摂取するよりもビタミンEと一緒に吸収された方が大きな効果を発揮します。
わかりやすく式で表わすと、セレンで得られる効果が1、ビタミンEで得られる効果も1だとしたら、両者を同時に摂取した場合は2の効果ではなく
3の効果があるということになります。
これはいわゆる相乗効果で、それぞれが別で働くよりも協力させることでより大きな実績を残すことが可能となるのです。
そしてここからがポイントになるのですが、ゴマ油にはセレンもビタミンEも含まれているのです。
なので深く考えずにゴマ油を食せば、それだけで有益な成分を体内に取り込むだけでなくさらに高い効果を発揮させる条件も満たすことになるのです。
フルーツや野菜でビタミンEを摂取するよりも、ゴマ油でセレンと共に摂取した方が効率的なのです。